パソコンの現実的な節電方法としてのワットメーターのすすめ
前回に続き、電気代節約について書いてみたいと思います。
おそらく弊社のブログをご覧いただいている方は、かなりいいパソコンを使っていると思うのですが、その場合、非常に電気の消費量が多いのではないかと考えます。
i9,rizen9といった高性能のCPUを使っている場合、消費電力が非常に大きいです。
具体的にはPC本体が100ワット以上、と考えるべきでしょうか。それにモニタなどの周辺機器を加えると、下手をすればPC1セットで200ワット近くの電力を消費する状況になりかねません。
この200ワットは別の家電に置き換えた場合、、小型のエアコンを常に使っているようなものと考えてもいいかもしれません。
とはいえ、電気代金のために、わざわざパソコンのスペックダウンをするのも考えものです。
もちろん、世の中にはソフトウェア的にCPUのクロック速度を下げる方法もあるのですが、なぜハイエンドなパソコンを持っておきながら、わざわざ低いスペックにする必要があるのか?と私は考えてしまいます。
そのため、ハイスペックな状態を維持したまま電気代金を削減する方法として、パソコン周りの電源をひとつのコンセント口に集中させ、ワットメーターをつけることによって電気の使用を「見える化」することをお勧めします。
使用電力を見える化することによって、自分が席を離れるとき、それまではパソコンをつけっぱなしにしていたものが、スリープ状態にして離れることによって、電気の使用料を確実に減少させることが可能です。
目の前に「今nW使用中」と見えると、おのずと節約したいという気持ちが働くでしょうから…(少なくとも私は、ですが)
また、スリープ状態への移行についても、いちいちOSをクリックするのではなく、ショートカットを覚える事によって、よりお手軽に良い行うことができます。
参考までですが、win10でのスリーブへのショートカットです。
「winキー」+X(同時押し)→U→S
本当は太陽光発電とバッテリーストレージが各家庭に普及すればいいと思うのですが、まだまだ太陽光発電システム自体が、おいそれとを導入するにはかなり敷居が高い状態ですね。最低でも数十万円必要、かつ、ソーラー発電パネルの経年劣化、その廃棄時の予算などを考えるとまだまだ手軽な利用には遠い状況かもしれません。
現在の生活の質を落とすことなく、消費電力の削減には、こまめなPCのスリーブが今のところは、一番いいのではないかな、と、考えています。