iPadを使う意味 本来の使い方を間違えないために
こんにちは。スタッフTです。
数年前まではiPadはウェブサイト制作の際の検証用として持っているだけであって、まったく普段の生活には使っていなかったのですが、最近はほぼ毎日使っています。
それは、私が趣味で英語を勉強をして、それなりには読めるのですが、どうしても意味が取れない文章の時に、iPadであれば標準機能の翻訳機能でかなりのレベルの翻訳を見ることができるためです。(意味の取れない文章を放置しておいてもあまり良いことはありませんから…)
iPadの利点とは、基本的にどこでもウェブを見る事ができる、または寝転がってウェブを読める、それに尽きると思います。
逆に言えば、それぐらいしかメリットがないという気もします。
iPadのアプリは無料と書いてあっても、途中から有料プランに無理矢理誘導しようとするアプリばかりです。
特に学習系アプリなどは、普通に本屋で学習書を買ったほうが安いし確実です。
機能的にも「お手軽」という面はさておき、それ以外は基本的にはパソコンの周回遅れ、位のイメージしかありません。
とは言え、先に挙げた、「どこでもウェブを読める」という利点は、究極的なメリットとはいえるでしょう。
今のウェブではPHPやPythonやJavaScriptを組み合わせる事によって、概ね、どのような動作でも行わせる事ができると言える状態でしょう。
ひと昔前まであれば、通信速度やクラウド上のサーバーでの処理速度などが問題で、不可能であった作業も、今であれば、かなりの部分がクラウド上での作業を完結する事ができます。
ウェブではiPadの利便性を取り上げますが、正直なところ、プログラミングやデザインをするにしろ、事務的処理を行うにせよ、そのほぼ全てはiPadできる事は「パソコンで必ず、絶対に、しかも効率的」に可能です。
むしろ、ユーザインタフェースから考えると多くの作業はパソコンで行った方がほうが絶対的に速度が上がります。
ただ、それでも、iPadは「どこでも使える」その、ただ一点のみにおいて、iPadは利便性を持ちます。
たとえば、外回りの営業の方であれば、iPadからデータベースの接続や検索、直接のデータベースへの更新など、これまでの「パソコン」の枠を大きく広げる可能性がある存在であることは確かです。
本来、iPadとは適材適所でフィールドワーク的な使い方をすることに特化した存在であるにも関わらず、それでノートパソコンやデスクトップがわりに使うとは、手段と目的を履き違えている、とさえ私は思ってしまいます。