「永久保証」を謳うメモリーとマザーボードとの相性問題とその解決方法CPUピン・リペアサービス|CPU修理|CPUピン・マザーボードのピン折れ修理のブログ


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「永久保証」を謳うメモリーとマザーボードとの相性問題とその解決方法

納得し難い相性問題

以前からメモリの相性問題で何かと「悩ましい事がある」旨をお知らせしていました。この件について新たな展開が有りましたので報告します。

メーカー名や具体的な品番は紹介しませんが、事象として参考にして頂ければ幸いです

デスクトップPCパーツ構成

Ryzen9 5950X GPUはGTX1660ti メモリは16GB×4 OS Win11 Pro NVMe 1Tb

不具合の現象

常時使用の自作デスクトップPCでの出来事です。ブルーバックになる、操作が出来ない。予兆も無い、突然出現するなどの症状です。

見込み修理

以前からメモリの相性が悪いと思いつつ周波数を下げて使用していましたが、遂に再現したか、の思いで、他のメモリを装着。追加メモリの速度は2666MHzで有ることよりPC全体の速度が2666MHzに固定されてしまいました。3200MHz×2 と2666MHz×2で運用開始。

メモリのテスト

取り外したメモリを他のマザーボードでランニングテスト。問題なし。
マザーのメーカーは別のものを使用。

更に追求

デスクトップに装着している速度3200MHz×2のメモリを取り外し4枚を同一のマザーボードに装着し本来のメモリ速度の3200MHzで運用テスト。ここでブルーバックが出現。

メモリメーカーやマザーボードメーカーの注意喚起

あるメーカーの取説を見ると4枚使用の場合は、速度が出ない場合があります。
「必要に応じて周波数を下げてください」の表記有り。
例えば、アマゾンなどの商品ページにはかなり細かな条件が記載されています。
ここまで読み込んで購入するのか?と思えるほどです。
自己防衛の商品説明には関心します。

納得が出来ない

あまりにも理不尽な説明と思われるので、「永久保証」をしているにしては逃げ道を公言している、やはりなにかおかしい。

マザーとの相性?

更に追求するため次はマザーボードを別のメーカー品を購入し問題のメモリを装着しテストを実施思っていたように4枚中の2枚では問題なく、残りの2枚を装着すると同じようにブルーバックが発生する。間違いなくこのメモリーに不具合がついて回っている。確信を得ました。

諦めず再度連絡

ここでメーカーと連絡を取り(以前にも返品チエックした商品)不具合が発生する旨を連絡。

メーカー曰く
【不再現だと思いますが今お使いのマザーボードでテストしたメモリを返送しますのでお使い下さい】
との回答。

しばらくしてメモリが帰ってきました。

速攻で取り付け現在まで問題なく使用できています。メモリ速度は定格の3200MHzです。
ようやく納得の出来る修理、PCの安定性を確保出来ました。本日現在で約半年トラブル無しです。

教訓

永久保証の言葉はユーザーにとって購入時の安心材料である反面、問題がある場合は自身で問題点を見つけ、説明する必要がある。とても骨の折れる作業です。

この問題は約1.5年前から発生、半年前に再度交換、ようやく問題を解消出来ました
息の長い取り組みです。

相性問題を追求し解決したブログでした。




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