簡易水冷CPUクーラーのインストール試行について
PCの改造
CPUを変更しメインCPUのパワーアップを実施しました。
Ryzen 9 5950X TDP115W ⇒ Ryzen 9 7950X TDP175W
変更理由
CPUの冷却はサイドフローのTDP200W対応のクーラーを装着していますが、今回使用のCPUはTDPが175Wで有るので少しばかり不安になり、換装することに決めました
TDP115W⇒175W
簡易水冷の期待値
ゲームや負荷のかかる作業は実施しませんが、現在の市場で使用している簡易水冷の冷却能力がどの程度のものか、また設置に関しての問題点などが無いか?など、今の自作PCの流れや実態を理解するための取り組みです。
現在のCPU温度ですが常時50度~60度で動いています。
期待値としては常時40度以下を期待しています。
構成変更内容
現在の自作PCの構成と変更内容
CPUは Ryzen9 5950X ⇒ Ryzen9 7950X
グラボは GTX1660Ti⇒削除 CPUのグラフィック出力使用
メモリは 16GB×4 DDR4 ⇒16GB×2 DDR5
CPUクーラーは 空冷 ENERMAX CPUクーラー 140mmファン×1
水冷に変更 MSI MAG CORELIQUID M240 簡易水冷 120mmファン×2
電源ユニットやPCケース、ファン関係は現在の使用品です。
導入後の評価
CPU温度–期待外れの印象 具体的には7950Xで58~59度付近で通常運転でしたが簡易水冷に変更後は39度~43度程度で推移 約15度の温度降下はしています。しかし期待値はもっと冷えるものと思っていました。
騒音
騒音については以前のサイドフロータイプは140mmファンを使用していたので低音の響きはあるが気になるほどではありませんでした。しかし今回の簡易水冷は120mmファンが2基搭載のため、急激な温度上昇時のファンの高回転時の音が気になります。
結論
CPU温度は15度程度下がったが、多少騒音が増加しました、仕方が無いと諦めるレベル組み込の難易度は取説が同梱包していないので、ネットで確認。ネットの情報で組み込みを実施。気になるような難しさはありません。
ただし、組み込む前に同梱パーツの必要品を選別し、仕分けをする必要があります。多くの品番のCPUに対応するため補助パーツが多く有るので、事前の調査と準備が肝心となります。