マッキントッシュSEのMOD(中身のwin10への総入れ替え)を行う その1CPUピン・リペアサービス|CPU修理|CPUピン・マザーボードのピン折れ修理のブログ


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マッキントッシュSEのMOD(中身のwin10への総入れ替え)を行う その1

先日、お客様からPCカスタムの依頼をいただきました

それは【外観の古いMACで、最新のwin10PCにする】ことです。

MACのブラウン管モニタ筐体を液晶モニター化して現代のPCとして使用出来るように改造することです。

条件として

依頼を受けたお客様からの要望として、外観は変更しないで欲しい。穴開けNG 外観的には変更しないで欲しい。現状のままでPCとして欲しいとの事です。

また、費用面でも「随時、相談しつつ作業を行う」事となりました。

組み込む商品の購入、作業時間などをふくめ「かなり」の金額となったのですが、最終的にはお客様に納得いただいています。

※お客様から頂いた具体的な金額は控えますが、最新のi9のCPUでマシンを組むくらいの価格となっています…。

まずは現状分析から

CRT画面やプリント基板、フロッピーディスクユニット、スピーカーなど全てのパーツは取り外し済み、いわゆる『がらんどう』状態からPCへの改造です。

CRT⇒液晶化

モニターの縦横対比が旧規格の3:4の画面のため、それに合う液晶ディスプレイの探索を開始します。単純にインチサイズが合えば使用できるものでもなく選定には苦労しました。
実施方法はCRTの画面に紙をあて正確な寸法を写し取り、その紙型に基づきモニター
を探しました。最終決定の機種です。

機種:Corkea 8.9インチモバイルモニター 1920 x 1200解像度 IPSタッチパネル

モニターをケースに装着

CRT止め用のビス穴が開いていましたので、ビスで止めれば終了です。しかし問題点が。
モニターのケーブル接続が画面と平行な方向への取付であることより、外装と衝突してしまい、ケースの蓋が出来なくなってしまうことが判明。

引き方向の変更

ケーブルの引出し方向を変更し何とかケース内に納めることを検討。

オーディオアウト–(L型/L字変換プラグ) 4極ステレオミニプラグ L型変換アダプタ
3.5mm L型 4極ミニプラグ
HDMIの90度方向変換ケーブル–HDMI ミニHDMI 変換ケーブル 片方L型
USB TYPE C電源供給変換90度コネクタ–fine-R USB Type C 変換 アダプター 上下 90°

これらの変換を実施し、裏蓋を取り付けたのですが、変換C/Nとの隙間が無くケースが閉じません。

外装当たり対策

90度変換部分の樹脂を削り、内部の配線が切れない程度まで削り何とか裏蓋が閉まるようになりました。実質研削距離は2.5mm程度

オーディオ出力

音はある程度の音質が欲しいとの要望が有りましたので、汎用のエンクロージャーを伴うスピーカーを内蔵することとしました。フロッピーのあった場所付近のはめ込む事が出来ましたので、ビス止めや両面テープを使用することなく設置出来ました。

内蔵PCの選択

基本的に静かであって欲しいとの話が有りましたので、ファンレスPCを検討しました
サイズ的にケースに入ることが絶対条件です。
検討の結果こちらのPCに決定しました

CHUWI ミニPC HeroBox 8GB+256GB SSD Celeron J4125 Windows10搭載 小型PC 高速Wi-Fi
BT4.0 Type-C USB 3.0 ファンなし

次回に続きます。




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