メモリをwin10が認識しない事象への実験的改善と、その考察CPUピン・リペアサービス|CPU修理|CPUピン・マザーボードのピン折れ修理のブログ


可能な限り24時間以内に返信いたします

メモリをwin10が認識しない事象への実験的改善と、その考察

動作重いpc

あるお客様より、『最近pcの動作が重いような気がする』と話があり早速持ち込み、解析を始めました。

アプリの入れすぎ?

始めは、いわゆる、不要なアプリのインストールによるものと思っていましたが、違いました。

通常使用では、わからないレベルの重さでした。

いつ重たいのか

どの様な使い方をした時におかしいですか、と問うと、

出力画面を4枚のモニターで使用し、アプリも6個立ち上げ、それに伴う、出力画面大小合わせて12画面を使用した場合に一瞬ですが重く感じる

との事です。

pc基本構成

そこで基本的なpcのシステム構成を再度確認

os:win10で  更新もしっかり出来ている バイオスアップデート済み
ウイルス対策:ウイルスゼロ導入済み 更新済み
ssd:余裕の500gb hddアナライザー検証 ok
cpu:動作温度やタスクマネージャーで確認ok
メモリ:32gb搭載???  osのシステムで16gbしか認識していない
バイオス確認:32gbの認識している

はて?

これは一体なにだろうか?
メモリが壊れた。高価な物だけに不安がよぎります

解析と検証

メモリの認識が出来てない事が判明したのでそこに集中して解析

①メモリのどのスロットが認識していないか、抜き差しして確認1,2が認識せず
②手持ちのメモリを1,2に装着し確認 認識せずマザーボードが壊れた!!
③マザーボードを交換、無事スロット1~4確認 32gb認識 修理完了
④ここでマザーボードが壊れたのを再度確認する為、外組みで稼働させてみる
なんと、動くではないか??ますます訳が解らない
⑤ではメモリが不良なのではないか?とwindowsのメモリテストを最大15回実施
何も問題なし。
⑥このメモリを他のpcにセットし同じくメモリテスト15回これも問題なし

結論

何も悪くない。初期に導入した時は、使用出来ていたメモリがある日、使用出来なくなった

それも、不良になったわけでもなく相性不良とやらで使えなくなった。

その後、このメモリは他のマザーボードで活躍しており、何事もなかったように動いています。

マザーボードの推奨メモリかを確認すると、記載が無い品番であったのですが、当初は動いていたため何とも言い難い。

メモリに一言

この様な、大変手間ひまをかけた割には、なにも結果として残っていません。
唯一、相性不良は今でも、過去にも、稼働中にも発生するものだとつくづく感じました。

教訓

メモリのセット時には導入時だけではなく、しばらく経過した後、是非確認をするべきと感じました。
ちなみに、問題のメモリは、ddr4 2133 8gb×2で決して古い物ではありません。

あるお客様のpcの出来事でした。




copyright© CPUピン・リペアサービス(e-get西条) all rights reserved.