インテルCPU&マザー新モデルの購入とリペアが可能かの現物による実地検討
私の様なリペアの仕事をしていると、常に新技術や新モデルに対応が必要となります。
そこで今回、インテル第10世代CPU LGA1200を検討すべくパーツやマザーを手に入れ実務として実施可能か?検証する事としました。
1.CPUの選定
どの様なLGA1200ソケットのマザーボードが入荷しても対応可能なCPUでを選定しました。
選定CPUは?
LGA1200 G6400 にすることとしました。
基本的に初期BIOSで立ち上がることが絶対条件です。すこし良いCPUを欲しくなりますが、これは絶対やってはならない事です。なぜならばマザーボードが色々変わり、BIOSバージョンが変化しても、初期BIOSにさえ対応していれば全て確認が可能な為です。
パーツ選定ミス
過去、失敗事例として少し良いCPUを手に入れてテストした為、全く動作せず、CPUを購入しなおした苦い経験を持っています。初期BIOSに対応するCPUが必須です。
2.マザーボードの入手
現在新品でのマザーはいくらでもありますが、修理検討するには少しお値段が高すぎます。そこで中古のジャンク品で、更にピンの不具合品を探し入手しました。
3.修理実施
手元に入手したLGA1200のソケット第10世代CPU対応マザーボードが届きました。
予定通り、ほぼ新品ですが、ピンに損傷があります。早速修理テストを開始しました
ピン配列は従来のものと若干違います。何となく対象になっていないような気がします。
4.修理後の実態
修理を実施してみましたが、従来のノウハウが流用できます。またハードウェアが変化したとしても、手法自体はあまり変化はないように感じました。結果、新モデルの修理に関しても従来通りの修理を受け付けれることが確信出来ました。
この様に修理の幅を広げています。
弊社の取り組み紹介です。
参考画像 LGA1200ソケット