家庭菜園での排水対策のポンプを使った省力化の試行と検証について
安心安全な野菜
数年前より、新鮮で安全な野菜が食べたいと思い、家庭菜園を始めました。
すでに菜園初めて４年目を迎えますが、何を作ってもあまり､おいしくできません｡
なぜだろう？？いろいろ調べてみると、どうも畑の排水が良くないため、根腐りを起こし、不作になっていたようです。
そこで今年は色々と方策を考えて実行しています。
ここに対策を実施した内容を紹介します。
根腐り対策
①畑の畝の高さを従来より３cmほど高くしました。１０cm→１３cm程度
②黒マルチを施し、地温の上昇と雑草対策、更に雨の含む量のコントロールを行います。
③各畝の間の水たまりをなくするように、１か所集水桝を設けました。穴あきパイプで連結
（直径50ｍｍほどの殆どメッシュの黒いパイプを埋め込み集水するようにしました）
(使用パイプ ｅｓ５０ネトロンパイプ ４ｍスーパー ５０パイ コメリ905円）
④この集水桝の排水を行うため、排水ポンプを手配
本来は自宅の庭の全面排水をするべきなんですが、相当ハードルが高い工事となり、素人の私にはとても出来るものでは有りませんので、苦肉の策として集水桝の設置を致しました。
必要パーツ
水中ポンプ—ada 水中ポンプ55w 水族館給水排水ポンプ 吐出量2500l/h 最大揚程2.3m水槽水循環 潜水ポンプ 静音 水中の使用可能pse認証済み(ws-2500)アマゾン3799円
配線ケーブルやスイッチ類、電気工事品の残骸利用
スイッチケースとスイッチ—電気工事のあまりもの
これらを組み付ける板と雨除けのケース—ホームセンター1500円
100v電源接続用コード10ｍ ホームセンター1000円
排水ホース 10ｍ ホームセンター980円
集水桝26㎝□本体+ふた ホームセンター2028円
組み込みのポイント
装置はケース内に収納し、スイッチはカーポート内の雨のかからない場所に設置しています。
安全に使用するのも大切ですね。
これらを組み付け、雨が降りある程度の水量が溜まれば手動onで排水、減水すればoffと動かしました｡
排水ポンプを動かした成果もあり、今年は多くの新鮮野菜が収穫出来ました。
結果は
収穫した野菜一覧を紹介します。
①桃太郎トマト ②ミニトマト ③キュウリ ④小玉スイカ ⑤トウモロコシ ⑥ニラ ⑦ムカゴ
⑧ネギ ⑨パセリ ⑩エンドウ ⑪ビワ ⑫レモン ⑬セロリ ⑭小松菜 ⑮人参 ⑯カブ
少しづつですが、種類は豊富です。
収穫量は多くは無いですが、おいしく食べれた年でした。
やはり、野菜も手をかけて愛情をもって育てれば、成果は出るものなんですね。
負担度の差
家庭菜園の排水装置はなかなかの物で、お気に入りです。気が向けばバケツ排出で３０リットル１５分、で実施していた物が排水ポンプでは、１分で４０リットル排水出来ます。気持ちよく排水出来、庭園管理人の気分です｡
メンテナンス
最後になりますが、排水ポンプには、ステンレスのメッシュ（網戸程度）を２重にかけてゴミ対策をしています。
排水量が少なくなったら、網の清掃が必要です。
diyと電気工事と土いじりの融合した『ものづくり』でした。
